RAICHO使用方法
■パラフィンワックス
当FNXワックスはワックス自体が滑る理論で開発生産を行っております。つきましては次の使用法を推奨いたします。
1.クリーナーで滑走面を仕上げます。
2.スキースノーボード用アイロンで滑走面にムラなくワックスを塗り広げます。
アイロン温度はワックスの種類によって違いますので、ソールを焼いてしまいないよう注意して塗布してください。
RAICHO/F1-UVは融点が低く目安は70℃位、HHH-RACE/HH-UVなどは80-90℃位です。またペーパー使用で塗布の場合は目安温度に+10℃がくらいが目安となります。(室温でも左右しますので、ご注意ください)また多く煙が出る時は温度を上げ過ぎの可能性があるので、注意してください。
3.塗布が完了しましたら、あまり硬くならないうちに(5分~10分)、軽くスクレパーで滑走面を平滑にします。その時ワックスの剥がし過ぎに注意してください。表面にはワックスの層が残っているようにしてください。
4.滑走面が平滑になったら、仕上げにブランズブラシで、トップからテールに向けて、ストラクチャーを入れるように軽くブラッシングしてください。
また、スノーボードではどうしてもエッジ際が最初にワックスが無くなります。そんな時はペーストワックスをエッジ際に塗り込むと、次に全体をホットワックスするまでの時間を長くできます。ただし、できる事ならエッジ際の無くなった部分が汚れている場合は、軽くでも良いので、スクレパーやブラシ等で汚れを落としてもらえれば効果的です。
■ペーストワックス
1.スノーボード・スキーを水平に置きます。
2.付属のパツトを使用し滑走面全体、または塗布したい部分に均等に伸ばします。
3.約10-30秒後に付属パツトでさらに擦り付け圧着させます。
4.ブロンズブラシをお持ちの場合はブラシでトップからテールに、まっすぐ、軽く撫でるようにブラシすると効果的です。
またペーストはアイロンでも使用できます、パラフィンと同じ要領で滑走面全体塗布しアイロンを低温(おおよそ60-80℃位)かけてください。乾燥後にパラフィンと同様の仕上げ方をすれば完了です。
*ペーストのアイロン使用は、利便性は向上しますが、パラフィンのアイロン使用より持久性は劣りますので、ご了承ください。
■UWC(ウルトラワックスクリーナー)の利用方法
ウルトラワックスクリーナーはフッ素含有ワックスにも効果的なクリーナーです。滑走面全体にムラなく広げます、(表面張力で少し水玉が浮くような状態)全体に広げたら、3~5分そのまま待ちます。待つことによって滑走面から汚れが浮き出てきますので、焦らずお待ちください。おおよそ時間になりましたら、蒸発する前に、ウェス等でふき取ってください。汚れがひどい場合は繰り返し行います。
ゴミや余分なワックスがクリーナーの中に溶け出しますますので、それをウェス等で、吸着&除去するイメージでお使いください。